
仕入れの流れについて、大枠をご紹介します。
実際に店舗に行き、リサーチした商品を仕入れます。
リサーチしていない商品も、その場でリサーチして仕入れる事もできます。
リサーチした商品を仕入れる
仕入れに行きはじめた時
仕入れたい商品がどこにあるか探すことに時間がかかるかもしれません。
欲しい商品がなくて落ち込む事もあるかもしれません。
すぐに欲しい商品が見つかって嬉しいかもしれません。
どんな状況でも、大丈夫です!
住まいの近く、または勤務先の近くで作った店舗リストでしたら、仕入れ店舗は今後何度も足を運ぶ店舗です。
店内のどこに、どんな商品が置いてあるか確認してください。
新発売のものはレジ近くの別コーナーにあったりします。
ワゴンセールの場所、今後広げたいカテゴリの商品の場所、目に映るものの特徴を捉えてください。
今回訪れた機会の何を次につなげるかが大事です。
効率よく回る為に役に立つかもしれません。
カテゴリや仕入れ対象を広げた時に役に立つかもしれません。
交渉しやすい店員さんが見つかるかもしれません。
2回目以降に活きてきます。
また、事前リサーチで覚えている商品であっても、今、売れる商品か確認してください。
その場でリサーチして仕入れる
仕入れに行ったからには、何か1つでも仕入れたい。
その気持ち、とても大切です。
店舗で、商品が利益の出る商品か判断して仕入れる事もできます。
その方法をご紹介します。
携帯アプリをダウンロードする
商品をバーコードやキーワードで検索し、売れる商品か確認することができます。
iPhoneなら「せどりすと」、Androidなら「せどろいど」がおススメです。
2つのアプリで画面などが多少違うので、ここからは共通した部分、商品を仕入れるかどおうかの大筋をお話しします。
商品のバーコードを読み込む
どちらのアプリも、携帯のカメラで商品のバーコードを読み込むことができます。
注意
商品のバーコードを読み込んでも商品が見つからない場合、お店独自のバーコードが上に貼られているか、Amazonに現在出品していないかのどちらかです。
一度、商品名でキーワード検索してみてください。
AmazonでFBA最安値を確認
どちらのアプリも、Amazonサイトへ飛ぶボタンまたはリンクがあります。
Amazonの商品サイトで、新品一覧からFBAの最安値を確認してください。
最安値で売る場合でも、利益がとれますか?
利益の計算式は次の通りです。
利益 = 売値 - 仕入れ値-アマゾン手数料-FBA手数料
例えば、おもちゃカテゴリで通常の大きさの場合、アマゾン手数料は売値の10%、FBA手数料は約320円です。
仕入れ値が1000円で、売値が2000円の商品があったと仮定して考えてみます。
2000 - 1000 - (2000*0.1) - 320 = 480
見込み利益は480円です。利率は約20%です。
この利益が十分と考えるか、不足と考えるかはご自身で決めてください。
利率をあげると仕入れられる商品は少なくなります。
利率を下げると仕入れられる商品は増えますが、多く売らなければいけません。
ちなみに、新品せどりでは10%~30%が妥当な利率です。
注意
FBAの最安値よりも自己出品の最安値の方が安い場合もあります。
ただ、FBAはAmazon倉庫から発送されるという保証がありますので、自己出品よりも多少高くてもFBA出品から購入されます。
定期的に売れているか確認
商品バーコードを読み込んだアプリでは、「モノレート」というサイトに飛ぶボタンまたはリンクがあります。
バージョンが古いものだと「Amashow」と書かれている事もあります。
この「モノレート」というサイトは、Amazonの商品の価格変動やランキング変動をグラフ化しています。
これらのグラフから、仕入れた商品がどれくらいで売れるか、およそいくらの価格帯で売れるかという傾向を把握することができます。
それぞれのグラフのどこを見て、どう分析していくかについてお話します。
最安値のグラフ
、オレンジは中古、灰色はコレクター、黄土色の直線は定価です。
下記のグラフをみると、最近2カ月で新品出品者の価格は定価のラインより高い値で推移しています。
つまり、新品の販売価格帯が仕入れ値より高いことを示しています。
出品者数の推移
緑は新品、オレンジは中古、灰色はコレクターです。
出品者数のグラフから分かる事は、出品者が増えてきているグラフだと、今後値段が下がってくる可能性があります。
逆に出品者が減ってきているグラフだと、値段は上がる可能性がありますが、価格とランキングにもよります。
出品者数の増減が今後の価格に影響する可能性を確認します。
ランキングのグラフ
ランキングから商品が売れているかを確認します
Amazonのランキングは、売れると順位が上がります。
グラフが上下に変動している場合、売れていると読みとれます。
グラフが上位で張り付いている(水直線に近い形)の場合も、売れていると読みとれます。
このグラフは、11月下旬に少し売れ行きが怪しくなりましたが、それでも1250位以内なので問題なく売れ続けています。
ただし、新品でも中古でもコレクター商品でも売れるとランキングに反映されます。
そこで、売れたのが新品か、中古か、コレクター商品化を確認するために「データの一覧」を開きます。
データの一覧
赤丸で囲ったところが、出品者数が減っているところです。
約10日で3回、新品の出品者が減ったことが分かります。
出品者が減った理由は2つあります。
・出品を取りやめた
・売れた
どちらの理由かは、何パターンものグラフを見ていくと見当がつくようになります。
この場合は売れたと考える事が妥当です。
まとめると、
新品で売れていて、欲しい利益額が取れ、今後もあまり値下がりしそうにない商品の場合、仕入れる事ができる
ということがわかります。